えんぶりとは・・・ 中居林えんぶり組について 烏帽子 太夫の舞
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松の舞
松の葉に見立てた扇子を持ち、囃子に合わせて唄いながら舞います。
「舞いできた、舞いできた、このちょうしにかんまいで、松の舞ともはやせやい」
中居林えんぶり組 えんこえんこ えんこえんこ
銭太鼓(ぜにだいこ)という、鈴とお金をつけた輪を持ち、囃子と「めでためでたの若松様」で始まる唄に合わせて踊ります。
昔、親が農作業をしているとき、赤ちゃんをあやすためにお姉さんが踊って見せたのが始まりといわれています。
金輪切り
六丁の金輪を組み合わせて、口上とともに、机や大皿などいろいろなものを作る手品です。
中居林えんぶり組 大黒舞 大黒舞
大黒様が右の手に槌を持ち、左の手に扇を持って舞います。
ほかの組にも大黒舞はありますが、中居林えんぶり組の大黒舞は、左右で違った動きをするのが独特です。
囃子は無く、大黒様が口上を述べて掛け合いで唄い手の唄が入り、唄に合わせて踊ります。
口上と唄の内容は「あらたまに今年は大景気、すべての職業は大繁盛、春の初めに種下ろしたや」「イヤサーサー種下ろし、種下ろしや〜♪」から始まり、稲作の作業が続き、最後はたくさんの米が収穫出来て旦那様がにっこり、と結びます。
恵比寿舞(えびすまい)
恵比寿様が鯛を釣る舞です。

囃子に合わせて、釣り竿と扇子を使って舞います。

鯛を釣り上げると、
「一番の春にはえんぶだごうの金を吊り上げて
二番の春には金銀の鯛をどっさりと釣り上げて
三番の春には竜宮様のお姫様を釣り上げて
ここの若旦那とご夫婦なして
円満長者と栄えるように
なにをとも お恵比寿だ
お恵比寿舞とも囃せやい」
と、実に目出度い歌を歌います。
景気の良い囃子に乗って鯛を釣り上げる、皆さんに一番人気があり、盛り上がる舞いです。
観客の皆さまに向かって撒き餌を撒くことがあり、縁起物として喜ばれます。
中居林えんぶり組 恵比寿舞
中居林えんぶり組 恵比寿舞
鯛を吊り上げると「にこにこ笑うた」とにっこり
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